MIKIスーパーバイザーとは、2003年秋Lavocボーカル教室開校当初からの長いお付き合いです。 当時某ボーカル教室フランチャイズに加盟しており、ボーカル・インストラクター採用を目的にフランチャイズ本部を訪れていました。 何人もの応募者との面接の合間に、他校の面接を受けた方の履歴書の山を何気なく見ていると、気になる履歴書を見つけたのです。
その履歴書は走り書きのような字の汚さだったのですが、歌唱力のレベル・チェックを受けた結果、A(優秀)・B(良)・C(可)・D(不可)の4段階評価を飛び越え、赤文字で特Aという評価が記載されていました。 『そんなに歌が上手いんだ、この人は。でもこの字の汚さじゃぁな・・・。』と、その履歴書を元に戻そうと思ったのですが、どうも気になったので、本部の役員に『この人、どうですか?』と聞いてみると、ニヤニヤしながら『面白い人だと思いますよ、僕は。会ってみます?』との返答。
そんな流れで面接に来てもらったのが今の実希スーパーバイザーです。 彼女は、フランチャイズ本部の役員2人、そして私のいる面接室にミニスカート姿で現れ、『こんちゃ~』と言って入ってきました。 私は心の中でズッこけていました。 しかし、こんなタイプの人も初めてだったので、私は珍獣でも見るかのように彼女の受け答えを聞いていました。
履歴書も見かけも話し方も全くもってダメだったのですが、狭い面接室で3人の大人の男性を前に怖気<おじけ>づくことも無く、彼女の何か一生懸命話そう、伝えようとする態度に徐々に引き込まれていきました。 そして、本部役員が『俺がデビューさせてやるよ』とカマをかけると、『いえ、いいです。』とキッパリ。 この時、『あっ、この子はウソの無い子だな。』と思いました。
面接が終わり採用するか否か悩んでいると、役員の1人に『メチャクチャ良いか、メチャクチャ悪いかのどちらかですね。中途半端はない。』と言われました。 開校間もないこの時期お金は出て行くばかりだったので、失敗は許されません。 悩みに悩んだ挙句、元々音楽を仕事に出来るなんて思ってなかった私が、その夢を少し味わえたし、どうせ失敗するならあんな宇宙人みたいな子と失敗した方が、後で笑い話にも出来ていいやと思い、彼女にかけてみることにしました。
結果はそれから何年もボーカル教室をやってこれたことが証明しています。 彼女は天才でした。 AVEXからのデビュー経験もある彼女にとって、ボーカル・インストラクターは天職だったようです。 教室としてもまだレッスンのやり方や事務の進め方など何も形が出来ていない状況にも関わらず、相変わらずミニスカート姿とかっ飛んでる話しぶりで独特の雰囲気のレッスンを行い、生徒さんたちの気持ちを着任当初からガッチリつかんで行きました。
いつしか生徒さんたちから『ミキティ』と呼ばれるようになり、当校のカリスマ的インストラクターになってくれました。 Lavocボーカル教室の礎を築いたのは、間違いなくMIKIスーパーバイザーです。
Lavocボーカル教室から一旦離れ、約5年ぶりに復帰してくれたのですが、カリスマ・インストラクターぶりは輝きを増していました。例えば、彼女のレッスンを受講した生徒さんはみな彼女のレッスンを受講し続けることを希望し、退校することを考えていた生徒さんでさえ「MIKI先生と出会えたので、やっぱり続けます」と言って下さる人も続出したのです。
そして、着任早々着手してくれたクリスマス・ライブでは、彼女が会場手配・機材の搬入・プログラム作成、そして演奏に歌にMCにと、自らが率先して手間のかかる仕事をこなしていってくれました。彼女の姿は初めて開催した2004年春の教室単独ライブの時と全く変わっていませんでした。
彼女の復帰からわずか2カ月で開催したクリスマス・ライブは、以前と負けず劣らずとてもアットホームで和やかなイベントとなりました。今後Lavocボーカル教室は実希スーパーバイザーと共に、熱くライブに取り組んでいく姿勢は変えず、また新しい歴史を刻んでいくことでしょう。これからも末長く、実希スーパーバイザーともども、よろしくお願いします。
『ボーカルインストラクター:
私が私らしくいられる天職』
間もなく歌を教えはじめて10年がたちます。
自分がステージで歌う事しか知らなかった私は、
純粋な音楽の楽しみ方を見失っていました。
でも、ボーカルインストラクターになって
生徒さんにそれを思い出させてもらいました。
自分が自分らしくいれて、生徒さんのお役に立てているなら、 そんな幸せなことはないと思っています。
ボーカルインストラクター、最高です!
『教えることで、逆に生徒さんに感動を頂いています♪』
1時間のレッスンはアッと言う間で、『もう少しやりたかったなぁ』と毎回感じます。
その短い時間の中で、生徒さん自身が『成長した!』と
少しでも多く感じてもらうことが私のモットー。
生徒さんに『先生、教え方うまいね!』と言われると、
自分がモットーとして取り組んでいることが褒められた気がして、
すごく嬉しいです。
でも、『教える』ことの難しさを日々感じています。
私が『教える』ことで一番気をつけているのは、
生徒さんの個性を活かす事です。
生徒さんと一緒に
「ああでもない、こうでもない」と話し合いながら、
教室ライブに向けて歌を作りこんでいく作業は本当に楽しいです。
そして、ステージで精一杯歌っている生徒さんを見て、
今まで何度泣きそうになったことか・・・。